mitococa Edge

2025-07-31

JR西日本独自開発の動体検知AIモデル搭載、高精度エッジAIカメラ

250905 03 Mitococa Lp Eyecatch
駅の混雑イメージ

「mitococa Edge(ミトコカエッジ)」とは?

JR西日本の1,174駅では、毎日500万人以上の人々が行き交います。
朝ラッシュには数分で数百人がホームを埋め尽くし、
大規模イベント終了後には数万人が押し寄せるなど、突発的な混雑が日常的に発生します。

こうした課題に対応するため、駅構内の膨大な映像データと現場で培った安全管理の知見をもとに、
人物を高精度に検知できるAIモデルを内製開発しました。

この独自のAIモデルを搭載し、現場で磨き上げたカメラが、
JR西日本の「mitococa Edge(ミトコカエッジ)」です。

outline製品のポイント

1) 鉄道の安全・安心を守るために開発したAIカメラを製品化

鉄道を利用されるお客様の安全・安心を守るため、JR西日本はAIカメラを自社で開発し、駅をはじめとする現場で実際に運用。
そこで磨き上げたAIカメラは鉄道以外の分野でも貢献できると確信し、「mitococa(ミトコカ)」シリーズとして製品化しました。

2)現場で磨き上げた、高精度で使いやすいAIカメラ

1日約500万人を映す約7,500台の駅カメラから得た膨大な学習データから開発した高精度なAIモデル。
それを搭載したAIカメラを、駅・商業施設・オフィス・変電所など様々な現場で使用して磨き上げてきたからこそ、あらゆる現場での使いやすさを実現しています。

3)ユーザー目線で選び抜いた“現場で効く機能”

自らユーザーとしてAIカメラを使ってきたからこそ、現場で確かな効果を発揮する機能を見極めて搭載。
誤検知防止機能、柔軟な設定変更機能、直感的なUI、導入しやすいコンパクトな構成で、お客様の課題解決に貢献します。

特徴・仕様 FEATURES

“現場で役立つ検知クラス”だけを厳選してコンパクトなカメラに搭載

検知クラス

こんな事例に…

  • エリア侵入検知:危険エリア(ロボットや搬送機器の稼働エリア等)への侵入を検知し、光や音で従業員に報知
  • 混雑検知:駅ホームの末端部に人が密集したことを検知し、駅務室のアラートを発報
  • 滞在検知:熱中症など、体調不良による倒れ込みを検知して、関係者へ報知
  • ボーダークロス検知(人数カウント):商業施設におけるマーケティング施策のための人流把握

カメラ本体にAIを搭載し、”シンプルでコンパクトな構成”を実現

Edge 構成

真に効果を発揮させるための”こだわり機能”

  • 誤検知を抑える:マスキング/検知対象の大きさ設定/しきい値調整
  • 柔軟な設定変更:エリア・イベント単位で設定でき、環境・条件変化にも対応
  • 直感的な操作画面:クリックでエリア描写等、わかりやすさ・使いやすさを追求
  • ログ出力:検知だけでなく、スナップ保存、CSV出力でデータ利活用にも
UIのイメージ図
UIのイメージ(クリックで検知エリアを描画)

周辺機材も充実

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実機を用いた簡易デモも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

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