毎日見かける・利用する列車は、当たり前すぎる。
でもある日、強烈なメッセージを放つ列車を見かけたら、気になりませんか?
乗ってみたい! 観てみたい! 行ってみたい!
「車体ラッピング」は多くの人の「したい!」を呼び起こすデザインソリューションです。
ポイント
・フリーデザインのグラフィックシートによる車両全体(部分も可能)のラッピング装飾
→ 既存塗装面を傷付けることなく、その上にシートを貼付けます。撤去も可能です。
・専用インクジェットプリンターにより自由な表現力で訴求性の高いデザインシートを製作可能
→ 多色、精細なデザインも表現可能です。
巨大なデザインもシートをつなぎ合わせることにより表現可能。遠方からの視認性確保が可能です。
・デザイン提案、シート制作、貼付け施工、施策後の撤去まで、ワンストップで対応可能
→ シート製作、施工ともに実績豊富です。3次元曲面など複雑な形状への施工もいたします。
ワンストップ対応により、クライアント様のご負担を限りなく軽減します。
・使用する素材(シート・インク)は車両用材料燃焼性試験への適合を確認してご提案
課題と解決策
(1)対象とする課題
・観光素材はあるが、もっと非日常的な体験を演出したい。(顧客価値向上、満足度向上)
・商品やサービスについて強いインパクトを与えたい(需要創出、認知度向上)
・企業や事業の知名度を高めたい(ブランディング、知名度向上)
(2)解決策
鉄道車両やバス等の大型媒体、移動体をビジュアルでラッピングすることにより、①顧客の移動行動自体への価値付与、②広範囲かつ大人数への宣伝・訴求、③意外性がもたらす強いインプレッションとSNS等による二次拡散効果を実現します。
※鉄道車両以外にも多種多様なモノをラッピングできます。
(例)業務用自動車、アトラクション遊具、モニュメント、建物壁面 等
具体例として以下のような効果をもたらします。
①沿線シンボル・地域活性化
・ご当地観光素材などの魅力を広範囲に発信することで、沿線の好感度を高めます。
・自治体様の観光需要創出ニーズや、鉄道事業者様のご利用者拡大ニーズに応えます。

②広告宣伝
・商品やサービスを車体側面に表現することで、鉄道のご利用者と沿線の人々へ当該商品の魅力を幅広 く発信することが出来ます。
・ラッピングを施した車両自体の話題性により、SNS等で拡散される効果もあります。
③事業PR
・プロジェクトや取り組みを広く世間に向け発信し関心をもってもらうことが出来ます。

ラッピング工事の流れ
(1)印刷用データ、デザイン割の作成
ご提供いただいたデザインをもとに、印刷用データを作成します。
印刷したラッピングシートを車体のどこに貼るのかを示すデザイン割も作成します。

(2)ラッピング用フィルムの印刷
耐久性が高くフルカラー印刷が可能なフィルム・インクを使い、ラッピングデザインを高品質に印刷します。

(3)デザインを施したラッピングフィルムを車体へ貼り付け
3次元曲面、突起、凹凸を適切に処理し、デザインを損なわない技術により、車体の一部から丸ごとまで、様々なスケールでラッピングすることができます。

※イメージのご提案や施工のご要望も弊社で賜ります。
導入事例
(1)JR西日本様 「SAKU美SAKU楽」
岡山県を南北に貫く津山線を走る観光列車として企画されました。岡山県北エリアに名所として点在する桜をイメージした「淡いピンク色」の車体に、風に運ばれた四季折々の花びらがデザインされています。
沿線観光素材の桜を強く印象付けてくれる素晴らしい車両に仕上がっています。

(2)JR西日本様 「自動運転・隊列走行BRT」実証実験バス
次世代モビリティサービスの実現に向けた技術開発が開始されるにあたり、実験に供するバスのデザインに車体ラッピングを採用頂きました。塗装設備が不要なため環境に優しく、かつフルカラー印刷により鮮明かつ複雑なデザインも表現できるなど、車体ラッピングには大きな可能性があります。
