3Dモデルを用いた橋梁の維持管理

2025-07-03

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outlineソリューションのポイント

・3Dモデル活用で高度化する橋梁維持管理システム

3Dモデルを基図として、橋梁の維持管理を効率化・高度化するシステムです。現場で撮影した外観写真から判読した変状情報を、正確な位置・大きさで3Dモデルに反映できます。検査から工事まで、情報の共有と管理のための基図として活用し、予防保全推進と高品質なメンテナンスを実現します。

・変状の正確な記録と効率的な情報共有を実現

3Dモデルに現場写真を対応付け、写真上の変状を正確な位置・大きさで反映・記録できます。この基図を検査・計画・工事で共有。数量集計の自動化、人為ミスの防止、時系列での一元管理を可能にし、メンテナンス情報の共有と管理を強化します。

・橋梁管理者によるメンテナンスPDCAサイクルでの活用

鉄道事業者や道路管理者など、多数の橋梁を効率的に維持管理する必要がある利用者を想定しています。定期検査での詳細な変状記録、補修計画の策定、工事の進捗・完了記録 など、維持管理のPDCAサイクル全般で、情報の基盤として活用いただけます。

・共同開発と特許技術に裏付けられた高信頼性

JR西日本・アジア航測との三社共同開発 による、鉄道構造物管理に特化したノウハウが凝縮されています。複数の特許技術 に裏付けられた独自の3Dモデル・写真連携、画像処理技術が強み。これにより、情報の正確性と共有性が飛躍的に向上し、効率的で高品質なメンテナンス体制構築をサポートします。

特徴 ‧仕様 FEATURES

橋梁維持管理システム(Bride Base MAp Plot System|BBMAPS)とは?

橋梁の3Dモデルを基図として、現場で撮影した外観写真を対応付けることにより、写真上で判読した変状や補修箇所を正確な位置・大きさで基図に反映することが可能

[特徴]

・数量集計を自動化し、人為的ミスの防止が可能

・基図を検査・計画・工事で共有可能

・時系列で一元的な記録・保存が可能

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橋梁構造物の維持管理を適切に行うためには、予防保全管理を一層推進し、効率的で高品質なメンテナンスを行う体制の構築が求められます。そのためには、検査・計画・工事の各工程における維持管理に関する情報の共有と管理が極めて重要です。そこで、新規技術を用いて、3Dモデルを情報共有および管理のための基図として活用し、検査・工事履歴を効率的に記録・保存することで、高度な維持管理を実現します。

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ユースケース、効果 Use Cases & Effects

活用の方向性

第一ステップとして、維持管理のPDCAにおいて、定期的な検査の結果に基づき、適切な時期に必要な対策を実施する現在の業務体系で運用

第二ステップとして、維持管理の履歴情報を活用して、次回以降のPDCAを継続的に発展させることができる「メンテナンスサイクル」を実現

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構成する技術、製品 Use Cases & Effects

西日本旅客鉄道㈱、ジェイアール西日本コンサルタンツ㈱、アジア航測㈱の三社で共同開発

 特許第4790090号|構造物管理用図面作成装置、及びその処理プログラム

 特許第4838368号|ステレオ撮影装置

 特許第6868515号|構造物管理装置、構造物管理方法、及び構造物管理プログラム

導入事例 Use Cases & Effects

北陸新幹線(上越妙高~敦賀間 約300km)コンクリート橋の検査で利用

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