空間情報が現場で見える!「3Dデータ表示システム」(その2)

2025-07-03

アジア航測の「3Dデータ表示システム」について2回にわけてご紹介します。

Asia 3ddata02

outlineソリューション概要

3DデータAR表示システムとは

スマートフォンやタブレットの画面上に貴社で保有している3Dデータ(3D-GIS, 3 D-CAD, 3 Dモデル)を
AR表示するシステムになります。
現場でスマートフォンやタブレットのカメラをかざすだけで、確認したい設備等の位置を簡単に把握することができます。

利用場面のご紹介1「地下埋設管のAR表示による作業時間短縮・省力化」

従前は道路掘削工事の前に 現場で図面を広げて地下埋設管の位置確認をしていました。
AR表示をすることによって道路管理者と工事関係者が同じ画面を見ながら直感的に地下埋設管の位置を共有できるようになります。
埋設管の位置を探す時間短縮・省力化が可能です。

利用場面のご紹介2「現地調査箇所の表示による作業時間削減効果」

表示したい現地調査箇所のデータを選択すると、あらかじめ図上で選点しておいた現地調査箇所が画面上に黄色バーで表示(旗揚げ)されます。
道路沿道に目標物が無くても旗揚げされるため、調査地点を探す時間を削減できます。

課題と解決策 Issues & Solutions

「地下埋設管のAR表示」が役立つ場面

・積雪等で路面が覆われた状態
・断水トラブル等で早急にバルブ
・止水栓・給水栓の位置の特定が必要な時
・震災での広域にわたる家屋倒壊
・大規模火災により、現地の様子が大きく変化している状態

「現地調査箇所の表示」が役立つ場面

・交通量の多い幹線道路での現地調査における調査地点の特定
・田畑などの目標物が無い土地においての現地調査


地下埋設管AR表示のイメージ

現地調査箇所の表示のイメージ

位置補正操作も簡単に行えます

GNSS衛星から得られる測位情報には誤差が含まれているため、
システム使用時に現場にて位置補正操作が必要です。
当社システムはQRコードを読み込むだけで誰でも簡単に補正の操作を行うことができます。

図1
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