outline製品概要
- 列車と動物が接触した際の除去作業において、乗務員の衛生面における課題を解決する製品です。
- 動物の死骸に本製品の輪っか部分を引っ掛け、ハンドル部分で引っ張ることで、動物の死骸に触れることなく移動させることが可能です。
- 動物自体に触れることがないため、線路外まで衛生的に移動させることができます。

特徴 ・仕様FEATURES
特徴
列車と動物の接触事故が発生した際、線路上に残った動物の死骸を除去しなければ運転再開することができません。この作業は対応する乗務員にとって衛生面における大きな課題でした。
この課題を解消すべく開発されたのが「獣キャッチャー」です。
この獣キャッチャーは、鉄道車両と接触した動物を、応急的に線路外に移動させるための製品です。獣キャッチャーを使えば、動物に直接手を触れることなく移動させることができ、乗務員の衛生面の課題を解消できます。

開発の背景
JR西日本 福知山支所(当時)管内では毎晩のように鹿との接触が発生し、動物障害による列車遅延は年間約1,000件以上にものぼる状況でした。動物障害の度に、運転再開に向けて乗務員による動物の死骸を線路上から取り除く作業が必要となります。野生の動物に触れる作業は、ダニに刺されるなどのリスクを伴う危険な作業であり、これにあたる乗務員の安全確保が大きな課題でした。
開発にあたってはJR西日本亀山鉄道部(当時、現:かめやま運転区)で使われていた「動物を動かす治具」を参考とし、実際に使用する方からの意見などを踏まえて製品化を目指しました。大型動物(鹿、イノシシ、クマ等)を想定し、耐久性の面では許容重量を「160kg」としています。

ユースケース、効果 Use Cases&Effects
ユースケース
- 現在「獣キャッチャー」は、JR西日本管内複数のエリアで使用いただいております。
- JR西日本グループ外で、近鉄車両エンジニアリング株式会社様など納品実績があります。
- 本製品の導入により、乗務員の衛生面における環境改善に貢献しています。
- 列車と動物が接触した際、早期の運転再開にもつながっています。
