SL動輪オマージュ -Type C57-

2025-09-17

SLを支える職人が作る逸品を、お手元に

C57 1

outline製品のポイント

実際の図面から製作する、SL動輪オマージュ製品

SLやまぐち号をけん引するC57型蒸気機関車の動輪をモデルにした、真鍮製の模型(ケース付)

「SLやまぐち号」復活発足時から関わってきた職人が、SLやまぐち号の技術と魅力を存分に感じていただけるようにと丹精込めて製作

SLやまぐち号復活発足時から部品修繕に関わってきたJR西日本テクノス下関支店の社員が製作。1977年に国鉄幡生工場に配属されて以来、在来線車両を中心にSL部品を含めた修繕を行ってきた匠です。

SLやまぐち号を支えてきた職人の愛がこもった本製品から、発せられる”情熱”を体感してください!

特徴 ・仕様 FEATURES

特徴

SLファンの皆様に向け、JR西日本テクノスが特別に開発したオマージュ製品です。製作者である当社下関支店(当時)の秋山社員に、製品への想いをお伺いしました。

SL動輪オマージュ -Type C57-
SL動輪オマージュ -Type C57- 製作者の秋山社員

【秋山社員の経歴】

  • 1977年、国鉄幡生工場の機械職場に配属、その後、在来線(他車種)の車両部品を中心に機械加工で部品製作、修繕に携わる
  • マツダ自動車への出向を経て、下関車両所、下関総合車両所に配属
  • SL(C57)のメタル軸箱の修繕やD51主連棒の軸受け加工に携わる
  • タービン発電機のオーバーホールや関連治具の製作も担当

【受賞歴】

  • 文部科学大臣賞 創意工夫功労者(2004年)
  • 高度熟練技能者認定者(2005年)
  • 日本鉄道機械協会 優秀技能賞(2007年)
  • 【JR西日本 社内】安全推進社長表彰(2011年)

【秋山社員】

SLは非常に貴重な存在であり、その部品はほとんどが一品もののため、現在使用している部品への修繕が求められます。

この製品の製作にはこれまでのSL部品の修繕で培った技術が活かされています。

SL動輪オマージュ -Type C57-
SL動輪オマージュ -Type C57-

例えば、車両の台車部品のピンを入れる穴の部分は走行すると徐々に広がっていきます。

その広がった穴を修正し、また車両を走らせるためには、その穴の特徴に合わせた切削工具を毎回自作して、穴を削り、適したブッシュを入れるという作業が必要です。

経年による劣化傾向や使用用途等を考慮して、臨機応変に作業方法を検討、実施していく事を約45年継続しています。

修繕時は、前回修繕した時と異なる部分がないかを眼を凝らして探しています。

そして異なる部分を発見したら今まで培った技術を基に対応します。

本製品はその培われた技術をつぎ込んで製作しています。

今回の製品を見ていただくことで、日々鉄道車両の安全運行に携わっている技術を少しでも感じてほしいと思っております。

SL動輪オマージュ -Type C57-
ユースケース、効果 Use Cases&Effects

ユースケース

  • SLやまぐち号の旅の思い出に
  • SLを支える職人技を身近に感じるアイテムとして

SL動輪オマージュ -Type C57-

発売の詳細

  • 発売価格:45万円(税込)
  • 発売箇所:新山口駅観光交流センター、津和野駅売店
  • 発売期間:25年5月17日(土)~25年12月末日
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