outline製品概要
製品のポイント
カメラ映像から介助を必要とするお客様や危険な動作などをAIが自動で検知し、係員にいち早く知らせるシステムです。
特徴 ・仕様FEATURES
特徴
- システム導入による支援内容
- 本システムの基本的な機能はIPカメラで捉えた映像を解析し、検知対象情報を通知することです。駅での利用を想定した場合、駅各所に設置されているIPカメラ映像から対象となる人や物、動作を検知し駅係員にプッシュ通知によりお知らせすることで、お客様に寄り添った介助業務に繋げることができます。

プッシュ通知などからアプリを起動すると一覧画面から検知した際の対象画像と詳細情報を確認することができます。マップ表示では紐づけした検知したカメラの設置位置をアテンションしますので、該当カメラの位置がわかりやすくなっており、カメラアイコンを選択することでライブ映像も確認できます。
また、他業務で現場に向かうことができない場合等の補助機能として、現場に向かわずとも現地の状況確認が可能であり、的確に係員を手配することができます。さらに、通知された内容について介助の必要性や対応状況を表すステータスを更新することで、他の係員と現在の状況を共有することができるため、情報連携をよりスムーズに行うことが可能です。
- 検知対象
- 2024年度より大阪駅うめきた地下口にて実証中であり、車いす、白杖、盲導犬等を検知可能なモデルにより精度検証を実施しています。
2025年度には従来の対象に加え、混雑状況の検知や危険物の検知による通知など検知対象を拡張の上、実際の駅場面での利用を実証中です。
検知したい対象はご要望により追加することが可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
※ただし、検知したい内容によっては実現できない場合があります。また、検知精度を保証するものではありません。
- 2024年度より大阪駅うめきた地下口にて実証中であり、車いす、白杖、盲導犬等を検知可能なモデルにより精度検証を実施しています。
ユースケース、効果Use Cases & Effects
開発経緯
- 開発への経緯とこれまでの歩み
- 駅係員が車いすご利用の方や白杖をお持ちの方などを介助している様子をご覧になられたことがあると思います。JR西日本ではサービス介助士の資格を持つ駅係員を大きな駅に配置するなど多くのお客様に安心して鉄道をご利用いただくことを目指した取り組みを進めています。しかし、駅係員が業務の傍らにすべての範囲を見渡すことは難しいところがあります。
そこで、介助を必要とするお客様や危険な動作などを検知し、駅係員へ通知することで、より安全安心な鉄道駅空間へつなげることができるのではないかとの考えから、近年耳にすることが増えたDeepLearningによる画像解析技術を用いた本システムの開発を行いました。
そして、当社では2017年度にDeepLearningの基礎技術開発を開始し、2021年度には尼崎駅で、2024年度からは大阪駅うめきた地下口などで本システムの実証試験を重ね実用化に向けて開発を進めてきました。
- 駅係員が車いすご利用の方や白杖をお持ちの方などを介助している様子をご覧になられたことがあると思います。JR西日本ではサービス介助士の資格を持つ駅係員を大きな駅に配置するなど多くのお客様に安心して鉄道をご利用いただくことを目指した取り組みを進めています。しかし、駅係員が業務の傍らにすべての範囲を見渡すことは難しいところがあります。
構想中の仕様
- 今後の予定
- 様々な運用形態に対応するため、パソコンで監視することができるユーザインターフェースを開発しています。管理箇所が集中的に監視を行い、現場担当者に業務指示を行う際に補助として活用できます。また、Webアプリケーションのため、様々な端末で利用可能です。
本システムは、鉄道以外にも商業施設や病院、イベント会場など、さまざまなロケーションでお客様の安心・安全に貢献することができます。カメラソリューションをご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
- 様々な運用形態に対応するため、パソコンで監視することができるユーザインターフェースを開発しています。管理箇所が集中的に監視を行い、現場担当者に業務指示を行う際に補助として活用できます。また、Webアプリケーションのため、様々な端末で利用可能です。