outline製品のポイント
「山陽新幹線トンネル路盤支持杭(拡径杭)専用台車」のポイント
山陽新幹線トンネル路盤支持杭(拡径杭)の施工のため、専用台車を製作しました。
●専用台車の機械搭載部分を一部切り欠き、スラブ版際の施工を可能
〇専用台車の機械搭載部分を一部切り欠き、通常の台車では施工が出来なかったスラブ版際の施工を可能とした。
●姿勢制御機能を有する架台上に各マシンを搭載
〇姿勢制御機能を有する架台により、水平・垂直を整正し、施工位置まで架台が前後・左右にスライドすることで所定位置での施工が可能です。
特徴・仕様FEATURES
「山陽新幹線トンネル路盤支持杭(拡径杭)専用台車」とは
山陽新幹線トンネル路盤下において列車通過による繰り返す荷重の影響により、地山が細粒化し路盤下隙間が発生して乗り心地に影響をきたすことになります。路盤下亀裂層に高流動コンクリートにより杭を構築することにより改善をはかる工事です。路盤下支持杭(拡径杭)工事を施工するため、掘削機(ガイドセルマシーン)・拡径機(スピンドルマシーン)を搭載した専用台車を製作しました。
山陽新幹線トンネル路盤支持杭(拡径杭)の施工のため、専用台車を製作しました。
山陽新幹線トンネル支持杭(拡径杭)専用台車は、2014年3月に導入され、これまで継続して施工をおこなってきましたが、施工を重ねることで課題が発生してきました。更なる施工効率化による生産性向上をはかるべく2021年度に専用台車の荷台改良と掘削機等を増備することで生産性と安全性の向上をはかりました。

特徴
専用台車は、台車上の機械搭載部分を一部切り欠き、姿勢制御機能を有した架台上に各マシンを搭載することにより、水平・垂直を整正し施工位置までマシンが前後・左右にスライドすることで速やかに所定の位置での施工が可能となっています。



仕様

ユースケース、効果Use Cases&Effects
導入実績
山陽新幹線にて導入中(山陽新幹線大規模改修2028年~2032年で運用)
