outline製品のポイント
「CFB工法」のポイント
●支障物がある場所でも施工が可能
〇材料搬入・施工は全て人力でおこなうことが可能であり、特に高架下を活用場所で壁などの支障物のある個所や狭隘な箇所で優れた施工性を発揮する耐震補強工法です。
●全ての工程を人力でおこなうことが可能
〇補強材料が軽いため、材料搬入・施工を人力でおこなうことが容易で、狭隘な場所での施工が可能です。
●動力を必要とする機器を使用しない
〇補強作業時には動力を必要とする機器を使用しないため、騒音・振動を発生させない工法であり、通信機器室等において溶接の火花・煙・埃を発生させてはならない箇所の施工も可能です。
特徴・仕様FEATURES
耐震補強工法「CFB工法」とは
鋼板補強と同程度の耐震性能を有する耐震補強工法です。
幅50mmの帯状炭素繊維(Carbon Fiber Band)を100mm以内の間隔で柱の外周に巻付け、エポキシ樹脂でFRP化させる耐震補強工法で型枠に樹脂を流し込んでFRP化させる浸漬工法を採用することで、工期短縮が可能であり、施工後のメンテナンスも既設柱の表面が直接目視できるため、日常点検や地震が発生した後の点検が容易です。
「FRP(繊維強化プラステック)」とは樹脂や強化繊維(ガラス繊維や炭素繊維など)を組み合わせた複合材料です。
鉄道構造物の鉄筋コンクリートラーメン高架橋の耐震補強工事において、駅部等の高架橋下が活用された区域の柱を施工する場合、鋼板巻立て補強等の一般的な工法では支障する壁や既存の機器類、或いは騒音・粉塵の影響・作業範囲・資機材搬入路の確保など多くの制約や問題があった。これらの制約条件の多い箇所にも適用可能な補強工法の一つとして「CFB工法」を開発しました。
特徴
材料搬入・施工は全て人力でおこなうことが可能であり、特に高架橋下が活用場所で壁などの支障物のある箇所や狭隘な箇所で優れた施工性を発揮する耐震補強工法です。
炭素繊維は鋼の10倍の強度があり、重量は1/5でかつ高耐久性を有する材料です。「CFB工法」は、この特性を生かした工法です。

仕様
使用材料
・TUBAND ・CFB型枠 ・CFBレジン ・シール材


TUBAND

CFB型枠
ユースケース、効果Use Cases&Effects
導入実績
山陽新幹線、山陽線、山陰線および湖西線高架橋において97本の施工実績があります。
電気室周り高架橋
変電所周り高架橋

