JR西日本テクノスが取り組む鉄道車両オマージュ家具について、開発ストーリーをご紹介します。
※製品の詳細はこちら「WEST EXPRESS 銀河オマージュ家具」
1.序章「WEST EXPRESS 銀河」について

WEST EXPRESS 銀河のベース車両「117系」は京阪神地区で1980年から運用を開始しました。
新快速電車として運用されていましたが、1991年に新快速電車の最高速度を120km/h化に伴い221系が投入され、117系は1999年には新快速としての運用を終了しました。
そんな117系は「多様性」「くつろぎ」「カジュアル」をコンセプトとした新たな特別急行列車「WEST EXPRESS 銀河」として生まれ変わり、再び脚光を浴びる存在となりました。
WEST EXPRESS 銀河で117系をベースとした利用した理由は、国鉄時代に製造された車両は大半が鋼製車体であり、加工がしやすいからです。そのため、車齢40年に達する117系であっても大規模な改造が可能でした。
当社では、このWEST EXPRESS 銀河の開発設計から施工までを担い、古くなった車両に新たな命を吹き込みました。
2.家具製作における開発者の想い

2020年9月から運行を開始したWEST EXPRESS 銀河は、お陰様で多くのお客様にご乗車いただき、好評を博しています。ただ、運行しているのは1編成のみであり、限られたお客様しか乗ることができません。
今回のWEST EXPRESS 銀河に限らずこのような特別な車両は、明確なコンセプトのもと、精魂込めて開発されていますが、それを実際に体感できるお客様は限られています。
WEST EXPRESS 銀河を製造した当社として、どうすればより多くのお客様にWEST EXPRESS 銀河の特別な時間を体感していただけるかを思い悩んできました。
その中で辿りついたのが、WEST EXPRESS 銀河の雰囲気を普段の生活でも感じられる”家具”を製作するという発想。WEST EXPRESS 銀河のコンセプトをご家庭にも提供するため、実際のWEST EXPRESS 銀河の内装や客室設備をオマージュした家具を製作することになりました。
製作にあたっては家具メーカーではなく、実際にWEST EXPRESS銀河の内装等を製作した当社及び協力会社で取り組むことで、お客様により鉄道を身近に感じていただこうと考えました。
これにより、WEST EXPRESS 銀河の雰囲気を皆様にお届けすることが実現しました。多くのメンバーが開発、製造に関わるなかで、お客様の心に訴える「モノ」を追求することができたのです。

3.ブランド確立までの挑戦
一般販売に至るには多くの課題がありました。
特に、マーケティングや一般市場への流通は、当社にとって知見の乏しい分野であったため、多くの困難に直面しました。
しかし、「京都鉄道博物館」「ジェイアール京都伊勢丹」での販売が、私たちの挑戦を大きく前進させました。
(1)京都鉄道博物館
2022年12月29日(木)~2023年1月5日(木)、「WEST EXPRESS 銀河」特別展示に合わせてオマージュ家具のイベントを開催しました
【展示品目】
- ソファー(2種類)
- リビングテーブル
- サイドテーブル
- スツール
- クッション(4種類)
- カーペット
このイベントでは、多くのお客様に商品を手に取っていただき、商品に対する様々なご評価をいただきました。

(2)ジェイアール京都伊勢丹

2023年1月11日(水)~1月24日(火)には、ジェイアール京都伊勢丹で、「WEST EXPRESS 銀河 オマージュ家具販売会」を行いました。
【展示/販売品目】
- ソファー(2種類)
- リビングテーブル
- サイドテーブル
- スツール
- クッション(4種類)
- カーペット
このイベントでは、パンフレット配布による商品ブランドの向上、製品のご成約など、我々の挑戦を大きく前進させることができました。
(3)その他各種イベント等への出展等
その他、各種イベントにてオマージュ製品をご紹介する機会をいただいております(一部のご紹介)。




また本商品を、2023年11月27日(月)にTBS系列テレビ番組”ひるおび”でご紹介いただきました。


4.おわりに

これからもお客様のご意見に耳を傾け、オマージュ製品の改良、新規開発を重ねながら当社も成長し続けます。
また、JR西日本テクノスはオマージュ製品の開発を通して鉄道用製品の良さを一般市場に広げる挑戦を共にするパートナーを募集しています。
詳細は当サイト内「オマージュ製品のパートナー募集」記事をご覧ください。

