当社では、電動機モーターのメンテナンス専門会社として、全国の鉄道事業者様の鉄道車両の部品修繕、検査を行っております。
本記事では、直流電動機の定期検査における現状や弊社の定期検査の取組についてご紹介致します。
直流電動機の取り巻く現状
直流電動機の減少
- 新世代電車への置き換えに伴い、直流電動機の占める割合が減っている。
- コロナ禍以降、新車製造計画がなくなった。
- 直流電動機は少ないものの、淘汰時期が決まっていない。
ベテラン技術者の減少
- 経験豊富なベテラン社員が退職し、技術者が減っている。
- 今までに起きなかった故障が発生し、対応できる技術者がいない。
- 技術者育成の手間とコストがかかってしまう。
設備荒廃
- 検修設備が故障しており、修理できない。
- 古い研修設備が使えなくなり、非効率作業になっている。
- 設備移転に伴い、直流電動機用の職場をなくしたい。
定期検査のアウトソーシングのご提案
直流電動機の取り巻く現状でも分かるように、直流電動機や技術者は年々減少にあり、鉄道事業者様にとっても悩ましい問題となっております。
そこで、当社では、モーターのメンテナンス専門会社として、品質維持・生産性向上・コスト削減などを図り、お客様の様々な課題解決に貢献いたします。
当社は、全国の様々な鉄道事業者様の電動機をメンテナンスしておりますので、豊富な知識と確かな技術力、多くの実績により高い品質の電動機を提供致します。
富士電機における直流電動機の定期検査ライン
2021年11月、当社の第2工場内に直流電動機の定期検査ラインを新設しました。
これにより、定期検査に求められる「高品質」「短納期」「安価」なサービスを提供することが可能となりました。
また、定期検査ラインにつきましては、各社新聞にも取り上げていただいております。
「直流電動機 検査能力2倍」 日刊工業新聞(2021/10/21掲載)
「直流電動機の定期検査ライン新設工事が完成」 交通新聞(2021/11/17掲載)
「コラム 楠本千年 富士電機製作所前社長」 交通新聞(2021/12/8掲載)
まとめ
電動機メンテナンスの専門会社の当社は、大手鉄道会社様から地方鉄道会社様まで、定期検査実績が豊富です。
お困り事がございましたら、些細なことでも構いませんので、お気軽に当社までご連絡ください。