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2025.06.10

【掲載情報】日刊工業新聞にて、当社のAIソリューションが紹介されました

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製造現場で注目 ー 鉄道発、現場課題を一気通貫で支えるAIソリューション

2025年3月28日付の日刊工業新聞にて、JR西日本が展開するAIソリューション「mitococa」シリーズに関するインタビュー記事が掲載されました。

記事では、鉄道事業で培ったAI技術をベースに、製造業の現場に対し、課題把握から解決まで一気通貫で支援する取り組みが紹介されています。

掲載記事はこちら

日刊工業新聞掲載記事 プレビュー

出典:日刊工業新聞社(2025年3月28日発行)

記事の注目ポイント

  • 鉄道の”現場変革”の中で培われた、JR西日本内製のAI技術。
    現場実践を通じて磨き上げ、多様な業務や環境に対応できる技術として、製造業をはじめとした社外にも展開
  • 社内の豊富なユーザー経験から、単なる製品導入ではなく、実証フィールドでの検証・オペレーション改善まで含めた社会実装を推進
  • 現場課題の本質を見抜き、施策立案やプロジェクトマネジメントを含めた一気通貫の支援を提供する点が製造現場からも注目されている
  • 製造現場の導入事例
    ─ ロボットアームの可動域を危険エリアとしてAIカメラで監視し、侵入時に自動停止
    ─ 不織布製造工程で画像検査を導入し、年間1000時間の工数削減を想定
    ─ AIによるCBM(予兆保全)を活用し、ライン復旧時間を10時間短縮

ソリューションラインナップ

JR西日本が提供するAIカメラ「mitococa(ミトコカ)」シリーズは、鉄道現場での課題解決から生まれたAI画像解析ソリューションで、環境・用途に応じて3種展開しています

mitococa edge|すぐに現場で使える、シンプル&高性能AIカメラ

  • AIカメラとしての機能を手軽に活用できるスタンダードモデル
  • 人物を高精度に検知しながら、侵入・滞在・混雑・人数カウントなどをリアルタイムで検知
  • 現地オペレーションにフィットさせるため、誤検知のキャンセリングやアラート設定も直感的な操作で可能
  • 現場環境に馴染みやすく、「まず1台から始めたい」現場に最適

mitococa base多様な検知ニーズに応える、高機能AIカメラ

  • 既存カメラとの連携や、複数AIモデルの同時運用が可能な柔軟性の高い上位モデル
  • 柔軟な検知設定・データ出力のカスタマイズにも対応し、クライアントニーズに合わせた柔軟な構成が可能

mitococa ketten画像検査による異常検知で、品質を守る

  • 画像解析技術で、傷・ゴミ・破れなどの製品異常を検出
  • 顧客自身で検知設定の変更や再学習が可能。AIが繰り返し学習することで精度の高い検出が可能となり、検査工数削減に貢献

画像解析AIにとどまらず、動線の可視化や予兆保全など、多面的な現場支援ソリューションも展開しています

Locomotion人やモノの動きから、現場を「見える化」し改善を促す

  • センサーやビーコンを活用して、人やモノの動線・滞留時間をデータとして可視化
  • 現場の作業動線や偏りの定量化(例:ベテランと新人の動線を比較)により、作業配置や教育内容の見直しに活用

CBM(Condition Based Maintenance)異常の兆しを“事前に”捉える予兆保全ソリューション

  • 稼働データをもとに、設備やラインの状態変化から異常兆候を検知
  • 特性・構造の変化やパターンの逸脱といった微細な兆候を捉えることで、突発故障の未然防止や復旧時間の短縮が可能

担当者コメント

竹内傑
竹内 傑
JR西日本
ソリューション
営業企画部
製造業の皆さまとお話ししていると、「AIは難しい」「現場に合うかわからない」「一度は導入したものの、効果が出なかった」といった声を多くいただきます。

だからこそ私たちは、単に技術を提供するのではなく、「課題の本質を一緒に見つけ、解決する」ことを重視しています。
鉄道の現場で積み重ねてきた改善の試行錯誤をベースに、AIを“現場で使い切れる形”に落とし込んでいく。mitococaシリーズは、そうした現場との対話から生まれたソリューションです。

「何をどう検知すべきか」「改善にどうつなげるか」──その段階からでも、ぜひ一度ご相談ください。

お問い合わせ(個別相談、デモ申し込み)

「自社でも活用できるのか知りたい」「具体的な活用イメージを聞いてみたい」など、
導入検討の初期段階でもお気軽にご相談ください。

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