西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪市北区、社長:長谷川一明)では、車椅子をご利用されているお客様にスムーズに乗降いただくため、ホームと車両間の段差・隙間において、列車到着や出発に応じ、自動で可変的に隙間・段差を埋め、スロープ機能を果たす機構(以下、可動スロープ)の開発を進めています。 この度、2021年度に実施した桜島駅での検証・改良を踏まえ、新たな試作機が完成したため、桜島駅・新大阪駅にて実用性の検証を行いますので、お知らせいたします。

ポイント
- ホームと列車の段差と隙間を完全自動で埋めるスロープ
JR西日本は、自動で段差と隙間を調整する可動スロープを試験導入します。これにより、乗降の安全性と利便性が向上します。 - 桜島駅と新大阪駅での実地検証
2025年4月から10月の万博開催期間中、桜島駅および新大阪駅で実地検証が行われます。直通臨時列車(エキスポライナー)をご利用される場合には、よりスムーズに乗り降りいただくことができます。 - センサー技術活用
列車到着時にセンサーが位置を検知し、スロープが自動で伸縮。乗降後は自動で収納される仕組みです。
概要
検証期間
- 2025年4月21日(予定)~2025年10月(万博開催期間)
設置場所
新大阪駅 2番のりば (足元△2付近)
桜島駅 1,2番のりば (足元〇7付近)
サービス概要
- ご利用可能時間は10時~20時
- 直通臨時列車(エキスポライナー)のみ対象
- 大阪や西九条の乗換場面は対象外

可動スロープ利用イメージ
