京成電鉄の有人カウンター上部にあるスカイライナー特急券の発券状況を表示するシステムの置き換えを当社が手がけました。従来、1台の案内ディスプレイに対して1台のパソコンが使用されていましたが、画像分配器を使用することにより、操作モニタと複数の案内ディスプレイすべてを1台のパソコンで一括制御できるようにしました。現在「京成上野」「日暮里」「空港第2ビル」「成田空港」の4駅に設置しておりますので、ご興味のある方は是非ご確認ください。
1.開発に至った経緯
コロナ禍明けで海外からの旅行客が大幅に増えるタイミングで置き換えのご相談をいただいた為、当社にてシステムを提案・開発しました。
2.特長
- 操作モニタはタッチパネルを採用し、マウスなしでの操作が可能。
- Excelのダイヤデータを読み込む機能を追加。
- 運休/遅延の情報を列車毎に表示できる機能を追加。
- 保守性を考え、すべてのデータはCSVファイルを使用し、ユーザー様にもわかりやすいシステムに変更。
- 日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語対応。
3.まとめ
当社は、新幹線車両のメンテナンス業務を中心に行っている会社でありますが、車両のみならず地上の表示器システムも開発しております。新規システムはもちろん、既存のシステムの置き換えの際も是非ご相談ください。ユーザー様のご希望に沿った、使いやすい柔軟なシステムをご提案いたします。