車内案内表示器について、納入実績とともにご紹介します。
福岡市地下鉄七隈線の車両(3000系)に搭載された車内案内表示器の置き換えを当社が手がけました。既存の通信線を使用し、取付位置などを変えずに1編成の施工を1日で完了させました。またその後2023年3月27日の延伸区間(天神南駅⇔博多駅)開業に伴い、行先変更や駅名追加などの表示画面の修正も行いました。
各機器はすべて汎用品を使用し、Windows OSを採用していますので、ソフトウェアを載せ替えることで、将来の機種変更にも対応可能です。
1.開発に至った経緯
既存の表示器で使用されていたコンピュータが生産中止となり、汎用品を活用したシステムの提案をいたしました。
2.特長
- 編集ソフトが準備されており、ユーザにてすべての表示データを自由に変更可能
- 表示時間やタイミングなどの編集も可能
- 編集したデータは車両内のサーバ装置にUSBメモリで取り込める
3.装置の構成
1編成あたり、運行情報を取得するサーバ装置と8台の表示器がEthernetで接続されています。
4.まとめ
当社にて設計・開発・製造・取付まですべてを行いましたが、機器だけの販売も可能です。また、CM表示器の実績もございます。汎用品を使用することにより、様々な大きさの画面に対応可能です。貴社のご要望にお応えいたしますので、お気軽にお問合せください。