outline製品概要
製品のポイント
鉄道車両はメンテナンスの際、自走以外の手段で工場内を移動させていていますが、約40tもの鉄道車両を移動させる作業には大きなリスクが伴います。そこでJR西日本テクノスが開発中の「簡易車両移動装置」を利用すれば、鉄道車両の安全かつ確実な移動が可能です。本記事では、開発中の簡易車両移動装置の「装置概要」と「装置仕様および仕組み」についてご紹介します。
※「簡易車両移動装置」は開発中の製品です。仕様や機能等は製品化時に予告なく変更される可能性があります
特徴 ・仕様FEATURES
装置概要
簡易車両移動装置は、リモコン操作で離れた場所から鉄道車両や台車を搬送することができるため、作業者の安全を確保することができます。また、大きな車両を動かすことが可能ですが、従来のような大型機械を必要としないコンパクトな設計になっています。

特徴

- 2車輪間挿入方式という台車前後車軸の間に、装置をセットする方式を採用した装置により車両(台車)を機械力を用いて移動させることができます。
- 2車輪間挿入方式により、軸距の異なる台車をお持ちでも、柔軟に対応します。
- 車輪に回転力を与える駆動部の高さを抑えた構造としたことで、台車部品の取り外し作業が不要。そのまま移動できます。
- Li-ionバッテリー駆動で、電源工事不要。どこでも使用できます。
- 高摩擦のウレタンローラーで、確実に駆動力を伝達します。
- 可搬性を高めるため、本体、制御器、バッテリーを容易にドッキング、分離できる構造としています。各装置下部には、キャスターを設けていますので、単独で自立するほか、容易に運搬することが可能です。
仕様(開発中)
- 本体:1,860×1,105×853mm
- 制御部:840×261×410mm
- バッテリー:490×450×226mm
- 装置総重量:約232kg
- 電源:Li-ionバッテリー(DC24V)
- 搬送能力:最大45t/1両
- 対象車輪径:φ780~860mm
- 移動速度:~8m/min
今後について
2026年度以降の実用化を目指して開発を進めております。
