outline製品概要
概要
在来線では、中下級線を中心にPCまくらぎ化が進む中で、パンドロール型eクリップを使用した締結装置が多く導入されていますが、取り付け取外しをパンプーラーを使用して人力施工を実施しているのが実情です。本作業は重労働で、かつ時間を要する作業となっています。レール交換や遊間整正作業など連続してeクリップの取り付け取外しが必要な作業において本機械の活用により、労力軽減及び施工効率化がはかられます。
特徴・仕様fEATURES

特徴
- 誘導ピンによりeクリップ挿入ユニットの位置決めが容易
- eクリップの仮固定が浅くても締結が可能
- 立位のまま連続作業が可能なため、作業員の負担軽減がはかられる
- 手を離すとeクリップ挿入ユニットが自動上昇するため、台車移動が容易
- 各部材が約20㎏(①eクリップ挿入ユニット×2、②油圧ポンプ×2、③発電機、④台車に分割が可能)個別に搬入が可能
- ユニット組立式のため、1人で現場組立が短時間で可能
- 発電機搭載位置の見直しにより、踏切誤動作リスクの低減
- 油圧ホース誤接続防止により、油圧取扱いの利便性向上
仕様
◎寸法(長さ×幅×高さ・mm) 1,280×1,405×935
◎締結速度(秒/2クリップ) 3(台車移動時間除く)
◎総重量(㎏) 130
全体図

現場組立・分割および搬入出が容易

その他Others
特許
2025年5月16日、広成建設株式会社と株式会社 山崎歯車製作所において特許出願中
