デビューから27年目を迎えた『500系新幹線』。今なお現役で活躍する車両とそれを支える人々、当時から色褪せることのない斬新的で洗練されたデザインに敬意を表し、圧倒的人気を誇る500系をモチーフにしたグッズを開発しました。
1.開発のきっかけ
JR西日本の新幹線車両基地『博多総合車両所』は、福岡県春日市と那珂川市にまたがって位置しています。2023年5月30日、両市とJR西日本は包括連携協定を締結し、魅力的で持続可能なまちづくりの推進、地域の活性化などに向けた取り組みが始まりました。
その取り組みの一環として、新幹線関連グッズの開発が始まりました。車両のメンテナンスに携わる当社としても、地域との共生を模索する中で初めての試みでしたが、社内でアイデアを募集し、選ばれたアイデアにさらに磨きをかけることで商品化を実現し、両市のふるさと納税返礼品として採用いただくこととなりました。
2.製品ラインナップ
(1)床下機器名標記プレート
500系車両の床下に搭載されている各機器の側フサギ板(側カウル)標記をプレートサイズに再現しました。実車両と同じシールを使用し、5種類の機器名を採用しています。マニアックな機器名もあり、車両に詳しい方にはインテリアとして満足いただけるのではないでしょうか。
(2)車体番号プレート
500系W1編成1号車の車体番号「521-1」をプレートサイズに再現しました。こちらも実車両と同じシールを使用しています。これだけで編成・号車まで判る方は500系が相当お好きなはず。そんなファンの方々の為にも当社は車両メンテナンスに励んでまいります!
(3)ミニ焚火台
8枚のステンレスパーツで出来た組み立て式の軽量ミニ焚火台です。500系正面デザインの隙間から炎が揺らめき、エモさと映えのある写真が撮れるはず!新幹線好き、アウトドア好き、またその両方がお好きな方、1台いかがでしょうか。
(4)コースター(白雲石、檜)
500系デザインをモチーフにしたコースターです。白雲石と檜の異なる材質をご用意しています。ご家庭での晩酌タイムに博多の地の新幹線500系に思いを馳せるのはいかがでしょうか。また檜のコースターでは1枚ずつ異なる木目と、檜特有の香りをお楽しみいただけます。
3.実績
ふるさと納税返礼品として2023年10月から出品し、2024年3月末までで約20件のお申込みをいただきました。
4.まとめ
今回は、ふるさと納税返礼品として500系新幹線のグッズをデビューさせることができました。まだ歩み出したばかりのプロジェクトですが、今後はさらに多岐にわたったグッズ制作を検討しています。
「地域共生やファンビジネスに向けて、何かグッズを作りたいけど、時間が無いしやり方もわからない…」とお困りの担当者様!新幹線テクノスへぜひ一度ご相談ください。
今回ご紹介した商品は、ふるさと納税サイト【さとふる】で入手いただけます。
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