鉄道車両向けの「LED尾灯」についてご紹介します。
鉄道車両において、尾灯は後続車両に自車の存在を知らせるために最後部車両の後面に取り付けられた赤色のライトです。光源にはLEDを使用しております。省エネ、低コストなど、ご要望に合わせてカスタマイズいたします。
1.開発の経緯
製造中止に伴う代替品として、設計、製作しました。
2.特徴
- 鉄道向けJISの型式試験への対応や故障時に全消灯とならないなど、鉄道車両向け機器の仕様に対応
- 製造中止となった製品より、低価格で製作
- 部分的な修繕ができるよう複数のモジュールでの構成とし、メンテナンスコストを低減
3.主な仕様
1)外形寸法:W600mm×D50m×H100mm
2)重量:1.4kg
3)定格電圧:DC100V
4)動作電圧範囲:DC70V~DC110V
5)消費電力:約12W
6)絶縁抵抗:10MΩ(充電部一括~筐体間)
7)絶縁耐圧:AC1500V 1分間(充電部一括~筐体間)
8)耐振動:JIS E4031 区分1 等級A
9)LED光源:赤色LED 360個
10)LED光度:5000mcd(IF=20mA)
11)LEDドットサイズ:φ5mm
12)LEDドットピッチ:10mm
4.まとめ
尾灯の他にも車内表示器、配電盤・箱などの鉄道車両向け機器を設計、製作しております。生産中止やメンテナンス費用が高いなどお困りのことがございましたら、尾灯や鉄道車両以外でも構いませんので、お気軽にお問合せください。