「線路との離れを体感」するための取組み　–「建築限界体感シート」を活用した教育のご紹介-

１．シート制作背景

JR西日本グループでは過去の線路内作業における触車事故を教訓に、再発防止のため訓練を定期的に実施しています。
その中で、新任者や線路作業経験が積みづらい「列車見張員や交通整理員」等従事者の現地イメージ醸成と安全意識の向上に課題感を感じていました。
実設備を使った訓練では実設備に集合する必要･手間があり、会議室など実設備を使わない訓練では臨場感に欠けるという課題がありました。
それら課題を解決するために、レジャーシート風の「建築限界体感シート」を制作し活用しています。

２．活用効果

「建築限界体感シート」を使った教育により、実設備に行かずともリアルに線路との離れを体感でき、「臨場感」と「手軽さ」を両立することができました。

３．まとめ

各鉄道事業者さまや鉄道保守事業に関わる企業さまへの販売も行っておりますので、お気軽にお問合せくださいませ。
線路を片側だけでなく両側にするなど、カスタマイズのご要望にもお応えできます。